習字で字をキレイに書こう!
習字とは字の通り、「字を習う」ことである。字を書く手法としては現在では毛筆と硬筆が主流であり、先に学ぶのは一般的には硬筆だろう。
硬筆とは、鉛筆やシャープペン、ボールペンなどと言った筆先が硬く、形が変わらないもので書くことを指す。遅くとも小学校にあがる時にはひらがなの書き取りが始まる為、全く字を書く経験がなくとも、ここで硬筆を学ぶことになる。
次に毛筆であるが、これは全くの経験がなくとも、小学校中学年までには学校の授業で習うことになる。硬筆と違い、筆を使う為、「”毛”筆」と言われる。
どちらも字を習うという点においては同じであるが、硬筆と毛筆で大きく違う点がある。それは、使用する筆の種類である。先に示した通り、硬筆では鉛筆などを。毛筆では筆を用いる。つまり、硬筆で字を習い、書く場合筆先が硬い為、多少力の掛け方が違ったとしてもほぼ、自分の思っている通りの字を書くことができる。
逆に毛筆の場合、筆先が柔らかい為、書く時の姿勢から筆の持ち方、力の掛け方まで全てに気を配って字を書かねばならない。ゆえに、毛筆での習字を「書道」書く道と言い換えることがある。
「道」と言えば柔道や剣道、茶道は華道など、武芸の一貫である。習字とは我々の生活に密接に関係しているが、武芸としての別の側面も持ちあわせているのである。
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2017/4/12 更新